【中学受験】ミスを減らす。(凡ミス、ケアレスミスを減らす。)
今週のお題「おとうさん」
こんにちは。ささママです。
前回、『凡ミス』について少し書いたので、今回は、『凡ミス』についてもう少し掘り下げて書いてみたいと思います。
(前回のブログ 【中学受験】今のうちに親がチェックして、直すようにしていかなければならないこと。 - ささママの 幼児教育・英語教育・中学受験の合格ノウハウ)
私、前回書きましたが、本当は『凡ミス』と言う言葉は使わず「ミス」もしくは「合否に関わるミス」と言う言葉を使った方がいいと思っています。
でも、おそらく今回は、『ミス』って書くより『凡ミス』って書いたほうが、読んで下さる皆さんが、『凡ミス』をなめちゃいけないって思ってくれそうな気がするので、今回はあえて『凡ミス』という書き方にします。
受験生のほとんどが『凡ミス』をすると思います。
そして、テストの結果を見て、大部分のお子さんや親御さんが「『凡ミス』だからしょうがない。」という「本当なら得点になっているから大丈夫」って感じの変な安心感を持ってしまっていると思います。
でも、そう思っていると『凡ミス』は無くなりません!!
いま、『凡ミス』を減らす努力をしなければ、入試本番でもその『凡ミス』をやる可能性あります。
しかも、前にやったことのあるパターンの『凡ミス』をやらかすかも?!
『凡ミス』は減らした方がいいことはわかっていても、今まで放置していませんでしたか?
では、大勢の方が『凡ミス』を意識して少なくしたとしましょう。
そして、我が子だけ何もやらなかったら、、、。
テストの平均点はあがります。つまり、我が子の偏差値は下がります。
では、大勢の方が『凡ミス』を意識して少なくしたとしましょう。
そして、我が子も『凡ミス』を減らしたとしましょう。
テストの平均点は上がります。我が子の点数も上がります。
つまり、我が子の点が上がっても、平均点が上がっているので我が子の偏差値は、現状維持。
では、大勢の方が『凡ミス』を放置したとしましょう。
そして、我が子は『凡ミス』を減らしたとしましょう。
テストの平均点はそのままです。我が子の点数は上がります。
つまり、我が子の偏差値は上がります。
どうでしょうか?
『凡ミス』減らすべきですよね。
放置していたらダメでしょ?
では、凡ミスを減らすにはどうすればよいのでしょうか?
何故その『凡ミス』をしたのか?
原因を探らなければいけません。
1.問題文の読み間違えが原因であれば、問題文のポイントになる所に印を付ける。
例えば、国語や理科や社会でよくあるのが、
「あっている(正しい)ものを選べ」という問題だったら、問題文の「あっている(正しい)」という所に〇を書く。
「間違っているものを選べ」という問題だったら、問題文の「間違っている」というところに✖印をつける。
例えば算数だと、
問題文に、「最大公約数」、「最小公約数」、「約数」等の言葉があたら、その言葉を〇で囲っておく。
問題文に出てくる数字は全て、〇で囲っておく。
【広告】
2.答えの漢字を書き間違えたり、答えの文字の書きミスだったら、
普段から答えを書かずに頭の中でだけ考えておしまいにしているとか、
汚い字で適当に書いていることが原因(うろ覚えな状態)かもしれません。
日頃、覚えなければいけないことは、キチンと書いて覚えるということをしていれば、そのようなミスは起きづらいと思います。
もう覚えているから書かなくても大丈夫と思って、授業の時以外に「覚えておかなければいけない言葉」を書いたことが無い状態だと、答えの漢字を書き間違えたり、答えの文字の書きミスが起きやすいと思います。
まさに、第2子の今回の中間テストの結果が、この原因のミスのオンパレード!!
うろ覚えな状態なのに、本人は「ちゃんと覚えた」と言い張っていた。。。
やはり、勉強する時は書くようにさせないといけないなと痛感。
覚えたかどうかを口頭チェックした時には出来ていたのに、テストでは書きミスをするというお子さんは、書かせて覚えさせた方が良いと思います。
ただ、そういうお子さんって書くことを異様に嫌がりません?我が家の第2子だけかしら??(;^_^A
ちなみに中学受験の勉強をさせる時、第1子の場合は覚えることを口頭で出来るかどうかチェックすれば、書きミスすることはなかったんです。だから、書いて覚えさせるという作業は全くさせませんでした。(書きミスをしないお子さんは、書いて覚えるという作業を省略しても大丈夫かもしれません。)
知能教育してきたかどうかの差か???
性格の差か???
3.先日のブログにも書きましたが、子供の書いた数字の読み間違いだったら、
式や計算を書く時に、広いスペースで、はっきりわかるサイズの文字で書くようにさせる。
子供のノートを見て、読み間違いしそうな数字がないかをチェック。
子供のノートを見る時は、きちんと書いた式や計算だけではなく、走り書きの筆算も見る。計算用紙を使用している場合は、計算用紙の文字もチェック。
急いで計算しているときや、雑に書いている時に文字の癖が出やすいです。
模試や入試本番も急いで計算すると思います。
お子さんが使った計算用紙の文字のチェックも忘れずにしておきましょう。
1と7と9の数字や、1と3の数字が似ていないかどうかチェック。←うちの子達だけ?(;^_^A
+、-、×、÷ 等の記号の写しミスも、広いスペースではっきりわかるサイズの文字で書くようにさせるようにすると良いと思います。
4.計算ミスの場合はもしかしたら、例えば7×8の計算だけ焦った時によく間違えるとか、分数の計算の時だけ同じ間違いをするなどの計算ミスの癖がある場合もあります。
親が思ってもみない計算の癖が子供の中に潜んでいることがあるのです。
この潜んでいるミスは、子供本人が気がつくか、親が見つけ出さないとなかなかわかりません。
一度、お子さんにいつも間違えやすい計算が無いか聞いてみることをおすすめします。
また、掛け算九九や割り算を口頭でチェックするとか、分数の計算、少数の計算、筆算の繰り上がり計算などもチェックしておくと良いと思います。
分数の計算、少数の計算、筆算の繰り上がり計算については、塾に通わせている方は塾のテキストに計算の全パターンが載っていると思います。
復習がてら、その計算のページをコピーしてやらせてみてはいかがでしょうか?
一度だけだと、たまたま大丈夫だということもあるので、時間をあけて何回か試して見た方が良いと思います。
まぁ、そもそも計算は毎日やったほうが良いので、一石二鳥になりますよ♡
あ!塾でも計算って宿題で出てませんか?でてますよね?
計算問題だから、子供に丸つけもやり直しも全て任せてる方は多いと思いますが、
この機会に是非、計算問題の丸つけをやりながらチェックしてみてください。
間違えた問題は何故間違えたのか、同じようなパターンの計算の時にミスが多くないかをチェックしましょう。
私は、分数や少数が混ざった複雑な計算問題も逆算したりして原因を探りましたが、複雑な計算の場合、逆算して原因を探っていくのは慣れていないとできないと思います。それに、苦労してやっても「親の労力」対「効果」は良くないので、そこまではしなくて良いと思います。
親の自己満足にはなります(笑)
塾に通っていらっしゃらない方は、市販の分数の計算、少数の計算、筆算の繰り上がり計算などがある計算ワークをやらせてチェックしてみてください。
また、時間があったら検算するということも教えておいたほうが良いと思います。
だた、テストだと時間が足りない可能性もあるので、やはり毎日計算問題を解いてより正確に素早く計算が出来るようにしましょう。
特に御三家や難関校を受験する予定の方は、毎日の計算練習は必須です。
5.書き忘れミスの場合は、そもそも『後で書こう』と考えてはいけないということを教えなければいけません。
基本的な事ですが、誰もそういうことを注意してくれる人がいなかったら、誰でもやってしまう可能性のあるミスです。
また、テストの解答用紙に空欄が無いかのチェックをすること、問題番号のチェックを時々することも意識してするように教えておきましょう。
読んでいただき、ありがとうございました。
少しでも参考になったら嬉しいです。
【このブログのおすすめ記事】
・【中学受験】国語の偏差値を上げる ③記述力と読解力をつける。の続きです。やり方。 - ささママの 幼児教育・英語教育・中学受験の合格ノウハウ
↑ 要約のやり方について書いてありますが、この内容がわかっていると、国語の説明文の問題が解けるようになると思います。
だって、要約ってその文章の大事な所だけ(筆者の言いたいこと)をまとめたものでしょ?要約する時のコツがわかれば、テストの設問の答えがわかるのです。
テストの設問って、筆者の言いたいこと(主張)を聞いてくるんだもん。
あ!物語文の読解力をつけるやり方を書くの忘れていた!!
書こうと思っていたのにー。
今度かこっと。
・私の失敗。。。(① 何故、第1子が勉強をしなくなったのか。。。小学校5年生の夏休み) - ささママの 幼児教育・英語教育・中学受験の合格ノウハウ
・【幼児教育】小さいころから、分数の考え方に慣れさせることは大事です。どうやって教えるのか?教え方。 - ささママの 幼児教育・英語教育・中学受験の合格ノウハウ
ついでに。
← ちびまるこちゃんです。いかにも勉強漫画って感じではないから、読み始める為のハードルが低いです(笑)
四コマ漫画が豊富です。(面白いものもあれば、つまらないものもある(笑))
でも、4コマ漫画以外の内容はちゃんとしていますよ。
同音異義語、反対語、類語が書いてあります。
難関校を受ける方は、同音異義語、反対語、類語って大事です。
なるべく楽しく覚えていきたいですよね。
【広告】
にほんブログ村のランキングに参加しています。下のどのボタンでも良いのでポチっと押していただけると私のやる気がでます♡ ⇓