【幼児教育】小さいころから、分数の考え方に慣れさせることは大事です。どうやって教えるのか?教え方。
こんにちは。ささママです。
今回は、算数の分数について書きます。
算数の分数を習うのは、小学校の3年生かな?4年生でしたっけ?
大人になったら、分数ってそんなに難しいもんではないし、分数の計算のルールをそのまま暗記して、何の疑問も持たずに進んでいくお子さんもいます。
しかし時々、分数の考え方を理解できなくて、算数が苦手になるお子さんが時々います。
算数って一度つまづいただけで、算数を嫌いもしくは、自分は算数は出来ないんだと思い込んでしまう子達がいるんですよね。
すごく勿体ない!!!
算数の苦手意識って小学校の時から始まると思うのです。
そして、中学でも、高校でも苦手だとか、自分は出来ないと思ったまま。。。
昔、「算数や数学が苦手だし出来ない」という高校生に数学を教えてあげていた時がありました。
しかし、少し考え方を教えてあげてみると、問題解けているよ!!あなたは、数学できます!!と思ったお子さんがいました。
高校になるまで、数学が出来ないと思い込んで避けてきたからできなかったんだね。。。
私は、そのお子さんはこれだけ数学ができるなら理系にも進めるよと言いました。
(そのお子さんは、進みたい学科がすでに決まっていたので理系には進みませんでした。)
ちなみに、そのお子さんは、小さい頃にくもんも行っていたし、小学校の時から塾で算数を習っていたそうです。
塾に行っているから、安心というわけではないのです。
学校や塾の担当の先生が教え方がうまければ良いのですが、残念ながら先生全員が教えるのがうまいというわけではない。
その分、親がフォローできればいいけど、日頃から勉強する習慣がついていないと、小学校中学年だと親の説明をなかなか素直に聞かなくなってくる。。。
できないのに、「それはわかってる!!!」と逆切れしてくることもありますよね(;^_^A
話がそれました、、、。
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ということで、算数に苦手意識を持たせないために、小さいころから数字に慣れ親しむことが大事です。
で、今回は、時々つまづくお子さんがいる分数について。
やっと本題にはいった(;^_^A
幼少期から分数の感覚を身に付け、小学校にはいってから分数でつまづかないためには、、、
時々でいいので、お子さんにおやつか、おかずか、なんでもいいので食べ物を分ける時に、手伝わせましょう。親御さんがわけるときにお子さんをそばにいさせて見せながら話しても良いです。おままごとセットがお家にあるのであれば、おままごとセット(リンゴやトマトやケーキやピザなど)でやると遊びながら学べます。
さらに、子供の実生活でありそうな状況で例えて教えると、子供に解りやすくなります。
最初は、2分の1,3分の1,4分の1、、、、等の簡単なところから。
2つに分ける時は、「2分の1にして。2等分ね。半分だよ。」
3個に分ける時は、「家族が3人だから、3分の1にして。3等分ね。」
もし、8個に分けることを教えたければ、
「お友達が8人おうちに遊びに来たら、何個に分ければいい?」「さて問題です!一人分は何分の何?」「何等分にわけた?」と実際に食べ物などを分けながらクイズ形式で質問します。
子供が正しい答えを言えたら、べた褒めすることを忘れずに!!
上記に慣れてきたら、次は『4分の2=2分の1』ということを教えることができます。
例えば、
「大きいままだと食べづらいから小さく切ろう。4分の1づつに切ってね。」
「不公平になって〇〇ちゃんが食べる分が小さくなったら嫌でしょ?だから、全部同じ大きさになる方法を教えてあげるね。最初は、半分にするの。そうすると♡2分の1になったー(^^)。」
「次に、今切った片方を、また2分の1にして、、、もう片方も2分の1にして。全部で何個?」(答え4個)
「そう!4個になったね!これで、4分の1づつに切れた!ほら、ちゃんとみんな同じ大きさになったね。お友達と分ける時もこうやるといいんだよ〜。覚えておくと便利でしょ♡」(この時に、切り分けた1個を指さして、何分の何なのかを質問しても良いです。)
そうして、
「4分の1,4分の2,4分の3,4分の4、、、4分の4は、、、丸ごと1個!1だね!」と数える。(4分の4=1だということを教えます)
そして、
「4分の1のうち、2個〇〇ちゃんにあげる。〇〇ちゃんの分は、何分のなに?」
この時に、おままごとセットで教えている場合は、2個づつくっつけて見せるとわかりやすい。
子供の答えが4分の2、もしくは2分の1ならOK。
もし、子供の答えが4分の2だったら、
「全部の半分なのわかる?さて、クイズー!!半分ってことは何分の1?」等と言って、教えると良いと思います。
楽しく行ってください。
こどもがわからなくても怒らないでください。絶対に怒ってはだめです。
分数が嫌いになります。逆効果です。
子供にとって分数は難しいものです。
解らなくて当たり前です。
生活や遊びの中で繰り返し教えて覚えさせ、慣れさせるのです。
そして、できたときには誉める!
最初から、全てを教えるのではなく、最初は、食べ物やおままごとセットで2分の1だけ教えて、そこからは、子供の慣れ具合で少しづつ進めてみましょう。時間をかけて慣れさせましょう。
もちろん、すぐに覚えてしまうお子さんであれば、一気に教えても良いです。
2分の1であれば、ジュースをコップに分ける時にも使えますよ。
液体でやるのも勉強になります(^^)
本物の食べ物で教える時は、ピザや、厚焼き玉子がちょうど良いと思います。
厚焼き玉子は、お食事用のナイフでも簡単に切れます。
手を切るなどの怪我にはお気をつけください。
使う食べ物は、形が丸い物と、四角い物の両方で慣れさせましょう。
形にとらわれずに、分数が理解できるように。
幼少期から日常の会話に分数の言葉をいれて慣れさせましょう。
我が家では幼少期に時々やっていました(^^)
小学校の高学年のお子さんの場合でも、食べ物を食卓に出した時に、「4分の1食べていいよ。」「3人だと1人あたりどれくらい食べてもいいかわかる?」等と言う会話をすると良いと思います。
分数の足し算や引き算、掛け算も、子供の実生活でありそうな状況で例えて教えると、子供に解りやすくなります。基本的な考え方はとてもとても大事です。
ただ、「計算」になると、それだけではダメです。
分数の足し算、引き算、掛け算、通分は、計算の「やり方を暗記させる」ということも、いずれ必要になってきます。
特に、分数の割り算は、説明をした後で、計算のやり方の暗記が必須です。
「計算」は、暗記して実際に解かせて慣れた方が、早く出来るようになります。
もし、中学受験をお考えであれば、幼稚園のうちに少なくとも小学校3年生ぐらいの算数は解けるようにしておくと良いと思います。
難関校だと、中1で高校数学をやっているお子さんもいらっしゃいます。
だた、全ての時間を算数に使うのはおすすめしません。
国語も、英語も大事です。
また、幼少期から理科や社会科の内容も少しづつ覚えさせていけると良いです。
時間は限りがあります。バランスよく進めることをおすすめします。
今回は、分数は幼児期から慣れさせることが大事という内容でした。
読んでいただきありがとうございました。
少しでも参考になったら嬉しいです。
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