【中学受験】なぜ国語が苦手なのか?その原因の一つはこれでは?
こんにちは。ささママです。
今回は、『国語が苦手なのか?その原因の一つはこれでは?』と思うことがあるので、それについて書きます。
私は小学生の時、主人公の心情を聞く問題で、塾の先生が言っている正しい解答に対して
「 もしかしたら、主人公はそう思っていないかもしれないじゃん。
感じ方や考え方なんてみんなそれぞれ性格によって違うんだから。
主人公の気持ちなんて、主人公の性格によって違うからわかりません!」
と心の中で思っていました。
国語が苦手なお子さんの中には私と同じことを考えている子がいるかもしれません。
以前、私と同じことを考えているお子さんもいました。
もしかしたらこの考えが、国語(物語文)が苦手な原因かもしれません。
もし、お子さんが私と同じことを思っていた場合は、
『 文章を書いた人は、読んでいる人がどういう風に感じるかを考えて言葉を選んでいるんだよ。
たとえば、「空が急に暗くなった」っていう文があったら、そのあとでなんとなく嫌なことが起こりそうな雰囲気を作者が出そうとしているってことがわかる。
作者は、物語のストーリーを解りやすくするために、登場人物がどんな性格なのかがわかるような言葉を書いたりもする。
「意地悪な子」とか、「とてもやさしい子」という設定だとしたら、作者は必ずそういう性格であることがわかる言葉を文章の中に書いているはずだから、そういう言葉を探しながら文章を読んでいくんだよ。
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登場人物の「セリフ」も登場人物の気持ちを表していたりもするよ。
登場人物がどんな性格の人かわからなかったら、ごく普通の子ならどう感じるのかを考えればいい。
だから、「登場人物の性格によって、登場人物の気持ち(心情)は違う」かもしれないけど、性格を表すような(性格がわかるヒントになる)言葉が無かったら、普通の子ってこと。だから、普通の子ならどう感じるかを考えればいいんだよ。
作者が書いた言葉には、必ず理由がある。
作者が何故その言葉や表現を書いたのかを考えながら読むと、物語文が解けるようになるよ。
ちなみに、物語文の場合は、必ず何かの出来事がおこるでしょ。
物語文は、何らかの出来事(事件など)が起きる前のストーリーと、出来事のストーリーと、出来事の後のストーリーの3つの話に分けられることが多いんだよ。
出来事の前に、出来事が起きる前のストーリーが2つあったりする場合もあるけどね。
問題を解いていてわからなくなったら、そのストーリー(話)の分かれ目はどこなのか探して目印を付けておくと、問題を解きやすくなることがあるよ。』
と、教えてあげてください。
大人の方々なら当たり前のこととして理解している事を、子供はわかっていない時があります。
お子さんが国語が苦手な場合は、物語文の主人公の心情(「この時、主人公はどう思っていますか?」という様な問題)がわかるのか確認してみてくださいね。
「国語の物語文の問題を解いている時、主人公の気持ちなんて、主人公の性格によって違うからわからないって思ったりする?」と聞いてみると良いかも。
っていうか、国語が苦手な子の場合、物語文と論説文と随筆文があるってことすらよく解っていないことも、ありえますよ。私は、大人になってから知ったし(;^_^A
もしこれが、国語が苦手な原因でなければ、他に原因があるはずです。
苦手な原因を探しましょう。
きっと、私たち大人が当たり前だと思っていたり、読めば理解できるようになっている事柄のうちの何かがわかっていないのだと思います。
読んで下さりありがとうございました。
少しでも参考になったら嬉しいです。
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