ささママの       幼児教育・英語教育・中学受験の合格ノウハウ

我が子2人のピンからキリまで(上位〜下位まで)の偏差値を体験したものぐさな私の幼児教育・英語教育・中学受験(御三家含む)の備忘録ブログです。受験終了しています。合格しました。

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【中学受験・幼児教育】日常生活の中で理科を教える。(お出かけした時に教える ① 川、海 )

こんにちは。ささママです。

今回は、「理科に関することを日常生活の中で教えていく」ということについて書きます。

我が家では、子供達が小さい時から理科に関する事がらを教えてきました。

今回は、その中のいくつかをご紹介します。

教える時も、子供に一度考えさせてから教えるようにすると脳を使うので良いと思います。

できるだけ、実物がある場合は、実物を見せましょう。印象に残りやすいです。 

 

 1、川に行った時は、川の流れ方について。

川の流れは、まっすぐに流れていた場合、どこが一番流れがはやいのか。カーブした形の川の場合、どこが一番流れが速いのか?また、流れの速さにによって落ちている石のサイズがことなること、(流れが速い所は大きな石がある。流れが遅い所は小さな石がある。その理由についても子供に考えさせながら説明しました。

川のどこが流れが速いのかについては、絵を書いてみると解りやすいと思います。

 

カーブした川の場合、カーブの外側は流れが速く、砂利は流されてしまうので、大きめの石が多い。また、川岸は浸食されます。

カーブの内側は、流れが遅く、砂利が堆積します。

 

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(C)2019sasamama

絵を描いてみましたが、下手すぎるので、ネットで他の絵を検索した方が良いと思います(;^_^A

 

あとは、川の作用を三つの言葉を覚えさせます。(子供が小さい場合は、忘れてもいいけど、とりあえず教えます。なんとなくわかっていれば良い。)

川の作用は、

浸食作用:川の岸を削ったり、川底を削る働きのこと。流れが速いほど浸食されやすい。

運搬作用:削られた岩や石や砂利や土を運ぶ働きのこと。流れが速いほど、運搬されやすい。

堆積作用:運搬されてきた小石や砂利や土を積もらせる働きのこと。流れが遅いほど堆積する。

 

この他、中学受験する場合は、川底(川の断面)の水の流れ方(はやさの違い)も覚えておいた方が良いです。

 

まっすな川の場合は、川の真ん中は、岸付近よりも流れが速く、石が多い。岸付近は流れが緩やかで砂利が多いなど。川遊びをする場合、川の真ん中は深いし流れが速いので危険だという話も子供たちにしました。

もちろん、川のカーブの外側も流れが速く危険だという話もしました。

我が家の場合、川遊びも幼少期はさせていたので、川の危険な場所や危険性についてこの他にも色々話していました。

 

安全面と理科について両方一緒に教えるので、記憶に残りやすくなると思います。

一石2鳥です。

 

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2、山にある渓谷の川に行った時は、岩の大きさが大きいこと。平野の川にあるのは砂利であることも、その理由について質問して考えさせながら教えました。

 

「岩は、雨が降ったときや地震の時などに、山が崩れたり、岩が割れたり、削れたりして川に落ちてくる。

だから、山にある川(谷川)の岩は大きいものがあるんだよ。

岩はね、川を流れているうちに、割れたり削られたりして、小さくなってくる。角も取れて丸くなってくる。でも、山にある川では、傾きが急だから川の流れが速くて小さい石は流されて行ってしまいやすい。だから、山にある川には、大きい岩や石が多いんだよ。

川幅も山と山の間にあるから狭いよね。山に降った水が下りてくるだけだから、川の水の量も少ないし。」

などと教えます。

 

また、V字谷、扇状地、平野、三角州などの地形の名前も教えます。

文字の通りの形の地形なので、旅行などに行った時に教えるとより効果的。

 

V字谷に行ったら、「ほら、山と山の間をみてごらん。英語のVの字の形でしょ。こういう地形をⅤ字谷っていうんだよ。」

「V字谷は、斜面が急だから、川の流れが速いよね。そして、大きな岩や石が多いね。それは、小さい石や土は流されていっちゃうからだね。」などと教えます。

説明は、上記の谷川と同じです。

 

遠くから見て、山と山の間に扇状地があったら、扇状地の説明。

「山と山の間は、山に降った雨が流れてくるでしょ。そうすると、山と山の間には川ができる。川ができると、岩や石が削られて流れてくる。

石が山の間の川を流れてきて、山から出たところが扇状地

石が、山と山の間の狭い所から出てきて扇型に広がるんだね。

土や砂は、小さくて軽いからもっと下の方に流れていっちゃんだよ。

だから、扇状地は石や砂利が多くて水はけが良いんだよ。」などと教えます。

 

平野も字のとおり。平らな所。

「平らな所は、坂が少ないから人が住みやすいよね。だから、町ができる。

人口も多くなる。東京は人が多いでしょ。東京の平野は、関東平野っていうんだよ。」

👆あ、社会科になっちゃった(;^_^A

理科に戻します。

「平野では、山から流れてきた小さな川たちが集まって大きな川になって川幅が広い。しかも、平野って傾きが急じゃないから、山と比べると流れがゆっくり。

そのかわり、地面が平らだから洪水が起きやすい所もある。」

「平野にある川の石は、山にあった岩が川を流れているうちに、砕けて削れて、石になる。さらに石が流れて転がっているうちに、角が無くなって丸くなって小石や砂利になる。」

「平野は、川の流れがゆっくりだから、小石や、砂利も流されにくい。だから平野の川に堆積しているんだよ。」などと説明します。

 

三角州は、絵を描いてみせたり、地図を見せると解りやすいと思います。

「三角州は平野にある川の河口付近に出来る場合が多いんだよ。何故かわかる?

河口付近は川の流れがゆっくりでしょ。だから、土砂が堆積しやすいの。

川の流れ方に沿って土砂が堆積していくと三角形になってくの。ひし形みたいになることもあるけどね。」などと説明していきます。

 

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(C)2019sasamama

 

今回は、説明だけ書きましたが、本当は、子供に質問して考えさせてから説明します。

説明した後も、しばらくしてから、クイズ形式で質問します。

私の書いた説明がもし間違っていたらごめんなさい。

私は、こんな感じで我が子達に教えちゃったけど(;^_^A

 

参考として、NHKの番組サイトをのせておきますね。(小学生用)

ふしぎワールド(小5) [理科 小5]|NHK for School

 

 

3、海に行った時は、海水はしょっぱいこと。つまり塩か入っていることを教えます。きれいな海では、ちょっとなめさせて、しょっぱいことを確認させる。(東京のお台場の海などでは、なめさせてはいけません。大腸菌がいる可能性があります。)

塩水は電気を通すことを教え、海に雷が落ちたときに危ないので海に入っている時に雷が見えたり聞こえたりしたら、感電する可能性があるので、すぐに陸に上がることを教えました。

理科で習うことと日常生活で気をつけなければいけないことをセットにして教えると、覚えやすいし、危険なことも教えられるし一石二鳥。

 

山や、川、海に関することは、まだ沢山ありますが、長くなるので本日はこの辺で。

 

読んでいただきありがとうごさいました。

少しでも参考になったら嬉しです。

 

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