【中学受験】算数の問題が解けない時の基本的な進め方。算数をイヤイヤやっている子も、自分からやろうと思うようにさせる(笑)
こんにちは。ささママです。
中学受験の算数って、各単元ごとに、、パターンをいつくか覚えるというか、いくつかとけるようになると、だいたいどんな問題でも解けるようになるって前にも書いたことがあるのですが、今回は、『解けなかったときにどれくらいの時間考えればいいのか?』『算数の進め方』『嫌々やっている子に自分からやろうと思うようにさせる方法』について書こうと思います。
(さっき、第1子が30分も1問(高校数学)について考えていてびっくりしました(;^_^A
本人は、考えていたと言っていますが、実は眠っていたのかもしれません。どちらにしても、よろしくない。。。放っておくといつも眠っています。。。1日中寝かせてあげたいけど、1日中寝かせると塾の宿題が終わらないー。)
私は常日頃、子供に「算数や数学は30秒考えて、まったくわからなかったら母に聞きなさい。もしくは、答えをみなさい」と言っています。
「30秒考えて、何か分かりそうな気がしたら、2分は考えてもいいけどそれ以上は無駄だ」とも言っています。(本当は、2分考えるのも無駄だと思う。)
答えを見て解き方を理解して覚えて、似たような問題をいくつか解いたほうが、頭に入ります。
小学校の算数や中学・高校の数学は、数をこなして頭に入れていくというやり方の方が効率がいいと私は思います。(数をこなすっていっても、むやみやたらに沢山解けばいいってものではありません。)
長い時間考えて解けるようになるのなんて、マジで頭が良い人だけ。
基本問題は全て頭に入っている人の場合だと思います。
桜蔭や開成の入試レベルの問題を解く時ならば、1問に10分か15分ぐらいかけても良いと思います。
この2校の算数は、基本のパターンだけでは解けないですからね。
特に、開成の算数は半端ない。
この2校の算数はパターンをいくつか組み合わせて、ひらめきが無いと解けない問題を出すときがあります。
ちなみに、女子学院の算数は、時間が勝負。考えさせるというよりは大量な問題を高速かつ正確に仕上げていきます。
話がそれました、、、。
戻します。
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桜蔭・開成レベルの問題でない場合について書きます。
1パターンの問題に10分とか15分とか時間かけていたら、「その問題は」解けるようになるけど、ちょっと問題文の書き方が変わっただけで解けないって可能性もあります。
問題文の書き方が違う場合でも、あのパターンだ!と見抜けるようになる為には、問題の数をこなすことが必要です。それは、高校数学まで同じです。(大学の数学は違います)
数をこなして、色々な言いまわしで書かれている問題文に慣れるのです。
沢山といていれば、問題の解き方が何故そうなるのかをきちんと理解できるようになって、しかも自然と覚えられます。
沢山解くためには、時間が必要なので、長い時間を1問に使うなんて本当に無駄。
ただ、効率よく出来るようになる為には、親のサポートが必要です。
では、どんな親のサポートが必要なのか?
それは、子供が解らなかった問題の問題番号の所に丸印か☆印をつけること。
(私は、☆印がおすすめ。目立つから。)
あとは、子供が解らなかった問題と同じパターンの問題をテキストの中から見つけて子供に解かせることです。
日能研の場合は、基本的な問題(本科の【考えよう】の問題)であれば必ずオプションや栄冠に同じパターンの問題(類似問題)があります。
もし、同じパターンの問題が見つからなかったら、次の日に同じ問題を解かせてください。そして、できればその次の日も。解けるようになるまで毎日。
同じパターンの問題をテキストの中から見つけて子供に解かせた場合も、解き方を教わらずに解けるようになるまで毎日やらせましょう。
もちろん、30秒考えてわからなったら、解き方を教えます。もしくは答えの解き方を見せます。そして、解かせます。
解けなかった問題に〇印か☆印をつけているので、回数が増すごとに印が増えていきます。
何度もまったく同じ問題が解けていないということを「見える化」するのです(笑)
子供のやる気がなくても、このやり方だと、解けるようになるまで同じ問題を毎日やらされるので、子供が「解き方を覚えた方が、次の日に解かなくても済むようになる」と気がつきます(笑)
間違え続けるかぎり〇や☆印は増えてゆき、〇や☆印の個数が多くなってくると、子供もさすがに気がつきます(笑)
そして、だんだんテキストに大量に〇や☆印がつくことは無くなってきます。
子供自身が、まじめに問題に取り組んだ方がラクだと思うようになるからです♡
そして、祝日やゴールデンウィークなどのいつもより少し休暇が多い時は、その印の個数が多いものを重点的に解いていきます。
夏休み、冬休み、春休みは、算数が得意なお子さんは、その印のついた問題だけをまとめて解きなおします。
また、以前は解けていたのに、時間がたったら解き方を忘れたなんてことありますよね。そのような恐れのあるお子さんの場合は、夏休みや冬休みや春休みの長期休暇の時に、総復習しましょう。その総復習のときに、〇や☆印が解けるようになっていたら、もの凄く誉めてあげてください。
ただね、気をつけなければいけなことがあります。時々、考え方を理解して解き方を覚えるのではなく、解き方だけを丸暗記しちゃう子がいるのです。
解き方だけを暗記しちゃう子は、意味がわからないけど問題が解けちゃうのです。
でも、その記憶は長続きしません。
短期記憶の能力の高い子は気をつけてください。
短期記憶の能力が高く、『解き方を理解するより丸暗記しちゃった方がラク』と考えるタイプのお子さんは、そうなる可能性が高いと思います。
基本問題の解き方を覚えつつ、何故その解き方をするのか理解しておかないといけません。
私、丸暗記は嫌いです。
算数や数学の解き方のパターンは、沢山問題をといているうちに自然と覚えられました。
(沢山問題を解くって言っても、塾のテキストや問題集だけで大丈夫。まぁ、それが多いんですけどね(;^_^A
でも、『何故その解き方をするのか』を理解すると、覚えなければならない解き方のパターンは、皆さんが思っているよりも少ないですよ〜。)
数学の公式は暗記しなくちゃいけないど(TT)
でも私は、本当に暗記が嫌いだったので、公式もうろ覚えの状態で問題を解いていて、沢山解いているうちに、自然と公式を覚えられていたって感じでした。
あっそうだ!本当に覚えたくない時はテスト中に公式を自分で導き出していたこともあります(笑)
解き方を理解していれば、いくつかの公式を覚えるだけで、その他の公式は自分で導き出せるようになります。
例えば、算数だと
速さ×時間=距離
っていう公式だって、何故そうなるのかを理解すれば覚える必要はない。
覚えるとしても、速さ×時間=距離を覚えれば、
距離÷時間=速さ
距離÷速さ=時間
の2つは覚えなくていいでしょ?
算数は、全教科のなかで一番暗記は少ないと思います。
算数は考え方、、、うーむ、、、思考力っていうのかな???は必要なのかもしれませんが、算数の場合は基本問題を理解して、数をこなしていればできるようになると思います。
算数は、基本的な問題の解き方を理解して覚えていることが大事です。
基本問題の解き方を理解して覚えていると、算数の土台ができるのです。
そして沢山解いていると、色々な言いまわしで書かれている問題文に慣れるし、いろんな考え方ができる土台ができるのです。
知識という言葉を使うならば、少しづつ知っていることを増やすと、知識の土台ができる。
そして知っていることが多くなれば、だんだんその知っていること同士の関連性に気がつく可能性がでてきます。
つまり、知識同士をつなげて考えられるようになってくるのです。
知っていることが多ければ多いほど、知識同士の関連性を見つけられる可能性が高くなるのです。
知っていることが少なければ、知識と知識をつなぎたくても、なかなか知っている知識同士の関連性がみつからないので、つなげられません。
算数も知識も同じだと思います。
沢山の基本的なことを知っていることが土台となります。
桜蔭や開成の問題を解いている子たちは、土台が大きくしっかり出来上がっています。
沢山の問題を解いてきて基本は完璧な状態なのです。
だから、いろいろな解き方のパターンを組み合わせて使えるのです。
【 まとめ 】
長く考えている時間は、もったいないです。
効率よく出来るようになる為には、
『解らない時は30秒考えて、答えをみて、その問題を解いてみる。』と言うのだけでは出来るようにはなりません(断言)。できれば、似たような問題(同じパターンの問題)も解く。
間違えた問題は解けるようになるまで毎日解きましょう。
基本的な問題が解けないと、偏差値はあがりません。偏差値50以下の方は基本問題をとにかく出来るようにしましょう。
基本問題の解き方を理解して覚えて、算数の土台を作りましょう。
基本問題のパターンを覚える為と、色々な言いまわしで書かれている問題文に慣れる為に、数をこなしましょう。
(一度解いたら、理解して覚えちゃうお子さんは、数をこなす必要は無いかもしれません (;^_^A )
読んでいただきありがとうございました。
少しでも、参考になったら嬉しいです。
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←第1子が、バスに乗っている時やテスト直前の時などのスキマ時間に使いました。スキマ時間を有効に使いましょう。
おすすめですが、カードを1枚1枚切り離すのが面倒くさいです。(;^_^A
←本屋さんで立ち読みしたら、なかなか良かったです。絵も可愛い。現在購入するか悩み中です。
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