ささママの       幼児教育・英語教育・中学受験の合格ノウハウ

我が子2人のピンからキリまで(上位〜下位まで)の偏差値を体験したものぐさな私の幼児教育・英語教育・中学受験(御三家含む)の備忘録ブログです。受験終了しています。合格しました。

【スポンサーリンク】

塾の選びかた。塾を選ぶ基準は? ⑧ 御三家などの偏差値上位校の合格者が多い塾がいいのか?【中学受験】

こんにちは。ささママです。今回は『塾の選びかた。塾を選ぶ基準は?』の「8.御三家などの偏差値上位校の合格者が多い塾がいいのか?」について書きます。おぉー!『塾の選びかた。塾を選ぶ基準は?』のお題の最終回だぁ〜(^^)

 難関校や上位校の合格者が多い塾の場合、やはり難関校や上位校を志望校とする、学力がすでに高いお子さんが沢山集まります。その中で、我が子を切磋琢磨していくべきか?様々な学力のお子さん達が沢山いる塾で偏差値上位を目指すか?

すごく我が家も悩みました。

もう、こればかりは完全にご家庭の考え方によると思います。

ただ、成績上位者の人数がそれぞれの塾で違うので、過去問を解いた後に先生がどの程度、生徒の解答用紙の内容をチェックしてみてくださるのか?細かいところまで解答をみてくださるのか(特に国語と算数)?を塾に聞いてみた方が良いと思います。

やはり、過去問の解答用紙のチェックは、とても時間と手間が先生にかかることなので、人数が多いと細かいところまでは見てもらえない可能性があります。それぞれの塾や校舎の先生に聞いてみた方が良いと思います。(日能研の場合の経験を下の方に書きますね。)

 

 入試結果が合格であれば、その塾に行って良かったということになるし、不合格になったら、他の塾に行っていたら結果が違ったかもと考えてしまうかもしれない。

塾選びは、とても難しい問題です。後悔しないために、入塾前に色々なことをしっかり確認した方が良いと思います。

 

 話はそれますが、私は自分の経験から、実際の入試の合否って、その時の運による思います。

もちろん私は、入試当日の本人の気持ちを ”合格できそうな気がする” という自信が持てるように入試日程を組みましたし、入試本番で実力が出せるように模試の時から毎回子供にやってあげていたことはありますし、私は第一志望校の入試問題(1科目だけですが)10年分ぐらいを全てチェックして、問題の傾向を分析しその学校が出しそうな問題とその対策を子供に教えたりもしました。でも、やはり当日の子供の状態は、その時の運だと思うのです。

 

 また、難関校や上位校の合格者が多い塾に行けば、合格できる確率が高くなるのかは謎です。

そもそも難関校・上位校の合格者が多い塾には、難関校・上位校に合格するレベルの偏差値を持っている子が多い。(その塾で出している偏差値表を見れば、偏差値の幅が狭いのでわかります。)

学力の高い子達がたくさんいれば、合格者が多くなるのは当然と言えば当然。

 また、そういう塾の場合、我が子と同じぐらいの学力のお子さんが沢山いる可能性があります。

もし、他の子達と競争して我が子が下の順位や下のクラスになってしまった時、もしかしたら、自信を無くしてしまう可能性もあります。そしてもしかしたら、他の塾であれば、成績上位者としての自信がつく可能性もあります。

それとは反対に、負けず嫌いだったり、競争心が強くなるタイプのお子さんでしたら切磋琢磨して成績を伸ばすことができると思います。

これは、お子さんの性格によるのでよく考えた方が良いと思います。

 でも、やはり学力の高いお子さんが沢山通っている塾は、難関校・上位校に受かるためのテキストや授業を受けることが出来るという安心感がある。

サピなら、テキストがとても魅力的だったし(^^)

また、サピは難関校を目指しているお子さんが多いので、日頃から塾で競争心が生まれるでしょうし、「サピに行っている」という安心感もあると思うのです。前にも書きましたが、私は子供が新6年になる時まで、このまま日能研で良いのかどうか、とても不安でした。

あと、お子さんも「自分はサピに行っている」という自負心が生まれるかもしれません。我が子達の話だと、小学校の時に、サピに行っていると自慢していたお子さん達が何人かいたようです。「自分はサピに行っているんだから絶対に合格するんだ」と自信を持てたら、入試本番で緊張しなさそうで良いですよね。

 

 あ、そうそう、話はずれますが、合格者の人数を各塾で毎年広告などに出しますが、見る時に気をつけることがあります。それは、1人で何校も合格している場合があるということです。

合格するお子さんは、何校も受かっていることがあります。我が子達も合格をいただいた学校は1校だけではありません。

我が子たちは、わりと合格数を稼いでいると思います。

例えば、東京の場合、御三家はどの学校も入試が2月1日なので基本的には合格人数はそのままの数を信じてよいのですが、豊島岡や慶応など2月1日以外の入試日がある学校の場合、御三家も合格しているお子さんが豊島岡や慶応なども合格している可能性があります。

だから、単純に御三家合格者数と、豊島岡や慶応等の合格者人数を足し算して、塾全体の合格者数と考えてはいけません。

2月1日が日曜日(サンデーショックや、サンデーチャンスと呼ばれています)だった場合は、さらに気をつけなければいけません。女子学院などのミッション系の学校は2月2日に入試をずらすことがあるので、御三家のうち2校合格するお子さんもいらっしゃいます。

塾で出している合格者数は鵜呑みにしない方が良いと思います。

 

 一応、日能研について。

色々な学力のお子さん達が多い日能研で難関校・上位校を目指す場合のメリットは今まで何回か書いてきました。でも一応、簡単に書きますね。(我が子が通っていた時の事なので、現在の状況や、各校舎の状況は違うかもしれません。ご自分で塾に問い合わせて確かめてくださいね

・1コマごとに休憩時間があるので、休憩時間にトイレにいける。

・成績上位者だけ集められて行われる講習がある。⇒普段とは違う校舎なので、いつもとは違う環境に慣れる訓練になる。受験本番当日の環境は、子供にとって初めての環境です。初めての環境に慣れる訓練はしておいた方が良いと思います。

・なんだか和気あいあいとしている。

・自習室がある。

・質問はいつでも先生に聞ける。

・成績上位者のクラスの先生は、やはり良い先生がそろっている印象があります。

あ、これはどこの塾でも同じですね。

・もちろん、6年後期には各志望校別の講習があります。ちなみに、日能研は難関校や上位校だけではなく、偏差値60以下?の学校の場合は、何校か合同の志望校別クラスがあります。

・塾全体の生徒数が多いので、我が子の偏差値が受験生全体の中でどれくらいなのかがよくわかる。

・大手の塾なので、面接や出願などの過去の情報が受験した生徒から毎年集められており、参考にとてもなる。

スカラシップ(特待生)制度があるので、スカラシップを目標にできる。

・年に何回かの全国模試で、成績優秀者は、順位と名前が冊子に載る。漢字で名前が書かれる順位とカタカナで書かれる順位があり、漢字で名前を書かれることを目標にできる。また、友達の順位もわかるので切磋琢磨できる。もちろん名前を出されたくない人は、お子さんの順位の所に名前ではなく※が書かれます。

おそらくですが、日能研での偏差値65ぐらいより上のお子さん達の順位と名前が冊子に掲載されるのだと思います。どこにも明記されていないことなので私の予測です。

第1子のお教室では上のクラスは全員、過去問を解いたら全て提出し、全て細かいところまで先生がみてくれて個別に指導してくださいました。先生の労力は半端なかったと思います。第2子の時は、教室も違いましたし真ん中のクラスだったからかな?過去問の点数や反省点などは管理していただきましたが、解らないところは、自分から質問しに行くという感じでした。各校舎ごとに違うかもしれませんし、今は、やり方が違うかもしれませんので、各自で塾に聞いてみた方が良いと思います。

過去問を解いた後の対策はとても重要です。過去問を解いて合格点がとれたら終了というものではありません。

・成績上位者は、沢山の生徒の中での自分の偏差値(上位だということ)がわかるので、自分は勉強が出来る方だという自信が持てやすいかもしれません。自信を持つことも入試本番ではとても大事です。

 

あと何か日能研のことで書くことあったかしら???

思い出したらまた追記します。

ということで、

「8.御三家などの偏差値上位校の合格者が多い塾がいいのか?」の結論!

こればかりは完全にご家庭の考え方による!です。

 

 入塾前に塾に質問することは今まで、『塾の選びかた。塾を選ぶ基準は?』のシリーズ中で沢山書いてきました。

塾に入ってから、転塾するとなると、私のブログの

転塾するべきか?本当にこの塾でいいのか? - ささママの 幼児教育・英語教育・中学受験の合格ノウハウ

にも書きましたが、やはりリスクがあります。

後悔しないために、知りたいことは入塾前にしっかり塾に質問した方が良いと思います。

 私は入塾を考えたときに、塾のサイトを読んでも、塾の説明会に行っても、なんだかわかったような気になるだけでした。質問はありますか?と聞かれても何を質問したら良いのか解りませんでした。(サピでトイレのことだけは質問しました(笑))その時にいらしていた親御さんたちも質問はほとんどしていませんでした。

各塾のコンセプトやテキストや雰囲気、その塾の全体像は、何となくはわかるようにはなるのですが、実際に子供を塾に行かせていないから、自分が何を解っていないのかがわからない。。。

だから、実際に経験した私の視点で考えた塾への質問を、今まで何回か書いてみました。

少しは、参考になりましたでしょうか?

 

読んでくださりありがとうございました。3900字になっちゃった(;^_^A

あ、今度塾への質問リストをつくろうかなぁ。。。

 

このブログの関連記事

中学受験で塾に行く必要性はあるのか?塾に行くことのメリットとデメリット。 ①今回は、デメリットについて。 - ささママの 幼児教育・英語教育・中学受験の合格ノウハウ

 

 

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

当サイトのプライバシーポリシー

https://monogusa-juken.hatenablog.com/entry/policies